【お花見VRのやり方】家で簡単にできるインドア花見で、おうち時間を楽しもう。

去年と同様、今年もお花見の自粛が呼びかけられています。
特に都内の公園は人がものすごく集まるので致し方無いですが、
2年連続となるとガッカリしますね。

まだまだ現実の桜並木を歩くことは難しいかもしれませんが、
VRを使って疑似体験を楽しむことは可能です。
人混みも天候も気にしなくていいので、家でゆっくりと桜を堪能できますよ。

お花見VRとは

あらかじめ用意された360度動画をスマホから見ることで
自分が桜の名所にいるような疑似体験ができるサービスです。

VR動画は主にYouTubeで配信されています。
無料で好きな場所の動画を見ることが出来ます。

YouTubeで「お花見VR」と検索すると、
全国各地の桜の名所がたくさんヒットしますよ～！

お花見VRに必要なもの～最低経費は1000円～

いやいや、VRなんて！
一般の家庭で出来るわけないでしょ！
専用のお高い機械が必要なんでしょ、どうせ。

そう思いましたか？

スマホは大体の人が持っていると思います。
自分のおじいちゃんおばあちゃんにも見せてあげたい！
と思ったら、ゴーグルにセットして貸してあげればOKです。

YouTubeアプリも、スマホを持っている人なら
たいてい入れているんじゃないでしょうか。
YouTubeきらい！という人は、お花見のために入れてくださいね。

次に一番肝心なVRゴーグルのお話をします。

1000円で買えるVRゴーグルについて

VRゴーグルと聞いて想像するのはこれですよね。

もちろん、こういったゴーグルがあるのが望ましいんですが、
本格的にゲームをやるわけでもないのに、わざわざ買うのはちょっと…
私は絶対いやです。

そんな人におススメしたいのが、伊那市観光協会が1000円(4個以下は送料370円）
で販売している「高遠バーチャルお花見 ゴーグルキット」です。

こちらの動画を見ると、どんなものか分かりやすいです。

テレビで紹介されたので注文が殺到しているようですが、
4月上旬には届くと案内されています。

3月10日に3000個の追加発注をしたようなので、
売り切れることはないかと思いますが
話題になればなるほど手に入りにくくなるでしょうね。

VRゴーグルの購入は伊那市観光協会のWebから
[blogcard url=”https://takato-inacity.jp/2021/goggles-kit”]

伊那市のお花見VRしか見れないの？

こちらの商品は、リプロネクストという会社が販売している
ノベルティ用のVRゴーグルです。

デザインがオリジナルで、仕様は変わらないので
VR動画ならどれでも見れるはずです。

お花見以外にも色々なVR動画がアップされているので、
ずっと楽しめますよ！

ただ、頭に固定することはできないので、
ずっと手で押さえてなければいけないというデメリットがあります。
そして、あくまでも簡易的なものなので、
映画のような素晴らしい映像を期待してはいけません。

4月上旬まで待てない人へ

本当は自治体支援のために、伊那市から購入したいところですが、
すぐに手元に欲しい！というあなたにはこちらを。

安心のエレコム製！
海外製品で1500円程度のものはたくさんあるんですが、
せっかく買うなら日本製が間違いないと思います

かなり機能が限定されているので、不便に感じる人もいるようですが、
あくまで「初心者がお花見を楽しむ」用と割り切れば合格！

お花見VRのやり方

YouTubeで「お花見VR」と検索し見たい動画を見つけたら
右下にあるゴーグルマークをタップします。

二眼VRゴーグル用の画面になるので、
そのままゴーグルにセットして桜を楽しみます。

スマホを挟んで蓋を留めるようになっています。
製造元のリプロネクストさんの動画を見ると、
スマホのサイズは柔軟に対応しているようです。

スマホの対応機種ですが、
ゴーグルを買う前に上記のやり方で二眼VRゴーグル用の
画面に切り替えられるかどうかを確認すれば大丈夫です。

あまりに古い機種を使っている方は
VR動画が再生できないかもしれないので注意です。

お花見VRおすすめスポット

日本全国の桜の名所をご紹介したいのですが、
多すぎて情報パンパンになってしまうので、
有名どころをピックアップしていきますね。

都内のお花見VRおすすめスポット

1. 上野恩賜公園
   都内のお花見といったらここ！私も若かりし会社員時代に場所取りをした記憶があります。ブルーシートを敷いて大人数で宴会を楽しむのが醍醐味でしたが、今年は我慢です。綺麗なんですが人が多すぎて立ち止まれないのが難点。VRなら自由に見れて◎
2. 目黒川沿い
   桜の時期には必ず中継される目黒川沿いですが、都会なので道が狭くてごみごみしてるんですよね。こうやってVRで楽しめばキョロキョロしても邪魔にならないでいいのでラッキー！本来なら川沿いの飲食店で休憩したいですが、それはまた来年以降のお楽しみということで。
3. 千鳥ヶ淵緑道
   日本人なら一度は行きたい（そうでもない？）皇居のお濠（ほり）沿いの桜並木です。近くには“大きな玉ねぎ”と呼ばれる日本武道館も！東京駅も新宿駅も近く、観光がてらに出掛けるのもあり！

北海道・東北のお花見VRおすすめスポット

1. 白石川堤一目千本桜（宮城）
   8kmにわたって続く1200本の桜トンネルを楽しめます。桜越しにまだ雪が残る蔵王連峰を臨みます。なんと桜は樹齢90年を超えているそうですよ！
2. 弘前公園（青森県）
   弘前の桜は日本一美しいと言われています。樹齢120年(明治15年から)、日本最古のソメイヨシノが令和の今でも立派な花を咲かせています。
3. 五稜郭公園（北海道）
   桜の標本木もある函館随一の花見スポットには、1600本の桜が咲き誇ります。夜はライトアップされ、美しい夜桜も楽しめます。

京都のお花見VRおすすめスポット

1. 醍醐寺（京都）
   太閤豊臣秀吉が贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことが由来で、「花の醍醐」といわれています。樹齢180年の大きなしだれ桜は必見ですよ。
2. 嵐山（京都）
   古くから桜の名所として知られる嵐山は、満開の桜と渡月橋越しに見る嵐山の豊かな緑のコントラストがとても美しいスポットです。夜桜を堪能できる「嵐電の夜桜電車」もおすすめ。
3. 蹴上インクライン（京都）
   昭和初期まで使用されていた船を運航するための傾斜鉄道の跡地です。線路を覆うようにソメイヨシノのアーチができています。

ちょっと変わったお花見VR

1. 東京デート編 ～散歩～幸手権現堂桜堤
   お天気お姉さんとお散歩をしている疑似体験ができます。権現堂は菜の花と桜が同時に見ごろを迎えるので、とてもきれいなんですよね。
2. 孤高の一本桜編 小岩井農場（岩手県）
   遠くから一本桜を見つめる、というシュールな動画です。だんだん日が昇っていく映像をぼーっと楽しめます。もっと長くてもいいのに！
3. 番外編 自転車でお花見（国営昭和記念公園）
   自転車の風を切る音が気持ちいい！結構スピード早いです。

今年はバーチャル体験で楽しもう

2度目のつまらない春がやってきましたが、
少しでも気分上げていきましょう！

行った事がない桜の名所や、
混雑していてゆっくり見れない桜並木など、
今年しかできない楽しみ方をしてみましょう。

VRゴーグルは他のVR動画でも使えます。
「深海」とか「ジェットコースター」とか、楽しいですよ！
家族で見てみてください。