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SDGs「フードロス・食料廃棄の問題」高校生におすすめのレポートの書き方




高校生向けのSDGsのレポートの書き方を
テーマ別で例文付きでまとめています。

今回のテーマは「フードロス・食料廃棄の問題」です。
順を追って書いていけば楽勝ですよ!
このままパクってレポート作成してくださいね!

SDGsのレポートの書き方!高校生向けの作文例を書きやすいテーマで紹介!
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「フードロス・食料廃棄の問題」の例文・書き方紹介

SDGsのレポートの書き方!高校生向けの作文例を書きやすいテーマで紹介!

1.社会問題の簡単な説明や背景

現在、日本では年間2.5万トンの食糧が捨てられています。
そのうち600万トンはまだ食べられる食料です。

これを日本人一人当たりに換算すると、
1日あたりお茶碗1杯分の食糧を捨てていることになります。

SDGs「フードロス・食料廃棄の問題」の高校生向けレポートの書き方紹介

一方で、世界に目を向けると9人に1人が飢餓状態にあります。
人数にすると8億人以上!
日本の人口の6.5倍もの人が食べるものがなく苦しんでいます。

先進国の中でも日本は食料自給率がかなり低い国です。
ほとんどの食べ物を輸入して、余れば捨てる。
その繰り返しの中で、私たちの胃袋が満たされているのです。

上記のような基本的な事実を膨らませて書いていきましょう。

食品ロスについては農林水産省や内閣府のページが分かりやすく
まとまっているので見てみてくださいね。


2.なぜこの問題を取り上げようと思ったのか

ご飯を食べないで生きている人はほとんどいませんよね。
毎日、誰かが作った野菜や肉を買って、調理して食べています。
お菓子やジュースなど食べなくても生きていけるものも食べています。

子供向けの分かりやすい動画を見ておきましょう。

その裏側で、たくさんの食糧が捨てられている。
そして8億人以上の人々が飢餓状態にある。

これを知った時、あなたはどう思いましたか?
驚いた?悲しんだ?怒りが湧いた?

そんな気持ちを素直に書いてみましょう。

3.フードロス問題が起きている原因

日本で食べられるのに捨てられている食料のうち、
事業系は324万トン、家庭系からは276万トンの内訳になっています。

  • 事業系…規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど
  • 家庭系…食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎなど(過剰除去)

これを見て、例えば何が考えられますか?
自分の考えられる範囲で、どうして廃棄される食糧が出てきてしまうのかを考えてみましょう。

レストランだったら?
バイキングや食べ放題メニューの余った食材はどうなるのか。
客が残して捨てられる料理は1日にどのくらいの量になるのか。

スーパー、コンビニだったら?
いつでも売り場に弁当や総菜がたくさん並んでいるのはなぜ?
見た目がきれいな野菜や果物しか買わない人はどのくらいいるのか。
賞味期限が切れた食品はどうなる?

家庭では?
冷蔵庫の中に期限切れの食品はどのくらいある?
夕飯の調理の時に野菜の葉や皮はどのくらい捨てている?
料理を残して捨ててしまったことはないか。

なるべく身近な例をたくさん挙げて、
自分が生活するうえでもフードロスに加担してしまっていた、
無関係な問題ではなかった、という視点でまとめてみましょう。


4.解決に向けた取り組み事例

日本の事例よりも海外の事例を持ってくる方がインパクトが強くなります。

SDGsに関しては日本は諸外国よりもスタートが遅れているので、
あまり良い事例も見つからないかもしれません。

いくつか紹介するので、気になる事例を深堀りしてもいいし、
ざっと説明するだけでもいいと思います。

フランスでは…
2016年、フランスのスーパーマーケットで食品を廃棄することを禁止する法律を施行。
廃棄となる食品は寄付するか、家畜の飼料にすることを義務づけました。

違反すると罰金も。その額が約1,000万円というから驚きです。
世界でもフードロス問題にいち早く取り組んだのがフランスでした。

オーストラリアでは…
シドニーにある「OzHarvest Market」というスーパーでは、廃棄予定の食品を集めて販売しています。
なんと商品の値段は買う人が決めるというユニークなシステム。
フードロスに取り組む慈善団体が運営しており、売上は食料廃棄を解決するために使われます。

イギリスでは…
180万人以上が登録する「OLIO」というアプリでは、譲りたい食料を「おすそわけ」できるそうです。
個人だけではなくお店なども登録していて、売れ残りの商品なども必要な人に行きわたるようになっています。

日本では…
令和元年10月に「食品ロス削減推進法」が施行。
国の基本方針としてフードバンク支援を行うことが決まりました。
在庫過多や賞味期限間近の商品などを国やNPOなどが一括で引き取り、生活困窮者、ひとり親世帯などに配布する仕組みですが、まだまだ国民の中ではメジャーな施策ではありません。課題も山積みです。

このように様々な取り組みが欧米を中心に広がっています。
自分が面白い!と思ったものをレポートに入れ込んでみましょう。

5.実際に生活で取り入れられる解決策と実行した感想

フードロスをなくすために、自分の生活の中でできることを考え
実際に実行して、その感想をまとめましょう。

期間を1週間と決めて以下のような行動を起こしてみましょう。

カパりん
カパりん
地球規模で考えなくていいんです、できそうなことを出来る範囲で!
  • 冷蔵庫の食材の賞味期限を全て書き出してチェックする
  • 賞味期限間近の食材で料理をして使い切ってみる
  • 出された料理を絶対に残さない日々を過ごしてみる
  • (母親が)調理時にどのくらい生ごみが出ているか計ってみる

消費者庁が配布しているこちらの資料も使いやすそうです。
チェックしてみてください。

そのうえで、やってみてどうだったか、どう思ったかをまとめます。

例えば…

  • 賞味期限についてこんなに細かく見たことがなかった
  • 調理中に出る生ごみの量がハンパなかった
  • 無意識に料理を残している自分がいたことに気付いた
  • 食材を余らせず全て食べきることの難しさを知った
  • 今後も意識して食材を無駄にしない生活をしたい
  • 友達にもフードロスの問題を知らせたい

などなど。

正しい事、立派なことを書く必要はありません。
こんなもんか」「あんまり解決になってない気がするなど、
自分の本心を素直に書くのも全然あり!!


6.「フードロス・食料廃棄の問題」まとめ

まとめでは、この問題を調べてみて感じたこと、
今後どのように行動していくか等、自分の想いを書きます。

前の章で書いた内容とかぶっても大丈夫。

  • こんなに食べ物が捨てられているとは思わなかった
  • 知らず知らずのうちに自分も食料廃棄していた
  • 自分がで出来ることをやっていきたい
  • よく分からなかったのでもっと調べてみたい
  • そもそもなんで日本は対策が遅れているの?

「地球を救いたい」なんて大きな事は書かずに、
自分の生活の中で想像できる範囲で想いをまとめましょうね。

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