今、ジェンダーレス男子で話題の井手上漠(いでがみばく)さん。
出身は隠岐島諸島にある中ノ島だそうですが、聞いたことありますか?
私は初めて聞いたので、中ノ島について調べてみました。
また、今年から上京してきた井手上くんが困っていることとは?
街中で暮らしていると気付かない”ある悩み”があるそうです。
井手上漠の出身地、中ノ島について
中ノ島は島根県隠岐諸島の中でも主要な島の一つで、
町の名前から「海士島(あまとう)」と呼ばれる場所です。
- 所在地 島根県隠岐郡海士町(しまねけんおきぐんあまちょう)
- 人口総数 2,353人(2018年5月海士町勢要覧より)
- 総世帯数 1,057世帯(2018年5月海士町勢要覧より)
- 面積 33.43㎢(2018年5月海士町勢要覧より)
- 名水百選(天川の水)にも選ばれた豊富な湧水がある
- 特産品 こじょうゆ味噌/島じゃ常識さざえカレー/ふくぎ茶
- コシヒカリの生産量は島前の3町村をまかなえるほどある
- 自給自足のできる半農半漁の島
中ノ島へのアクセス
【航路】フェリー又は高速船
・島根県松江市七類港
・鳥取県境港市境港
【JR利用の場合】
・米子[境線・45分] = 境港 = 連絡バス[約17分] = 七類港
・松江駅 = 連絡バス[約40分] = 七類港
[フェリーを利用]
フェリー「くにが」で約3時間(1日1便)/大人2,920円(二等)
フェリー「しらしま」で約3時間(1日1便)/大人2,920円円(二等)
[高速船を利用]
高速船「レインボージェット」で約2時間(1日2~3便)/大人5,670円。
井手上漠が上京して困ったこと
井手上漠さんが上京して困ったこと、それは!
星が見えない
脳内BGMこれです→菅田将暉 『星を仰ぐ』
中ノ島では当たり前に満天の星空が見えていましたが、
東京では星が全然見えないことに驚いたそうです。
夜空を見れば翌日の天気が分かるので、
島の人達は天気予報が必要ない!とのこと。
東京で暮らすようになってから、
井手上さんも天気予報をチェックするようになったそうですよ。
井手上漠の生い立ち、母親との関係
TGCありがとうでした〜👼 pic.twitter.com/VOIHsilrF5
— 井手上漠 (@i_baku2020) February 28, 2021
- 2003年1月20日生まれ
- 島根県・中ノ島出身
- 2017年「第39回少年の主張全国大会」で文部科学大臣賞を受賞
- 2018年「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」“DDセルフプロデュース賞”受賞
- 公式SNS Instagram/Twitter
「第39回少年の主張全国大会」について
井手上漠さんは、1:05:35頃に登場します。
みんなの前で自分のことを赤裸々に語るのは勇気がいると思います。
堂々と主張する井手上くんが神々しく見えます。
井手上漠と母親の関係
小さなころからお人形遊びが好きだった井手上漠さん。
小学校に上がりみんなが男女の差が意識し始める頃、
「気持ち悪い!」と同級生から言われてしまいます。
伸ばしていた髪を切って男性らしく振舞い、
自分を押し殺してふさぎこんでいる時…
母親にこう言われます。
漠は漠らしくいればいいんだよ
それをきっかけに「なりたい自分になることは間違ってない」と、
髪を伸ばして自分らしさを取り戻していきました。
今は、お母さんとスキンケアの話をしたり
「眉毛が変だよ」とか、メイクの話もするようになったそうです。
まとめ 多様性とは
スクールばく
ちゃんと現役高校3年生です pic.twitter.com/aCJLdwsiUO
— 井手上漠 (@i_baku2020) November 6, 2020
井手上くんとお母さんとのエピソードを聞くと、
自分も親として子どもにどんな言葉をかけてあげられるだろう?
と、考えてしまいます。
日本では「みんなと違う」ことを避けがちな空気がありますが、
「色々な人がいること」を受け入れる気持ちが大切ですよね。
ジェンダーの問題はもちろん、身体のことや、発達のこと、
この世界の多様性について、子どもとしっかり話していきたいと思いました。