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オウム病は人から人へ感染する?妊婦が流産や死亡?症状や感染経路まとめ




オウム病」の集団感染が滋賀県東近江市で発生しました。
この聞きなれない「オウム病」は、鳥のフンを媒介して人に感染します。

では、人から人への感染はするのでしょうか?
2017年には妊婦で初めての死亡例が報告されました。

どんな感染症で、妊婦は何に気を付ければいいのかをまとめました。




オウム病は人から人へ感染する?

通常、人から人への感染はほとんどありません

オウム病は人と動物が感染する人獣共通感染症の一つです。
「オウム病クラミジア」という細菌に感染した鳥のふんなどを吸い込むことで人に感染します。

ハトやインコ、カナリアなどの身近な鳥類から人間に感染します。
特にインコからの感染が多いそうです。




オウム病に感染するとどんな症状が出る?

オウム病は人から人に感染する?妊婦が流産や死亡する事例もある怖い感染症
1~2週間の潜伏期間の後、急な発熱頭痛せきなど
風邪やインフルエンザに似た症状が出て、気管支炎や肺炎を発症

鳥が感染しても症状が出ないことが多く、気がつかないうちに人に感染します。

重症化して死亡することもあり、
厚労省によると、毎年数十人ほどの感染報告があるそうです。




オウム病の感染経路(原因)は?

オウム病は人から人に感染する?妊婦が流産や死亡する事例もある怖い感染症
  • 感染している鳥の乾燥した分泌物・排泄物の吸入
  • ペットへの口移しの給餌
  • 鳥に噛まれる
  • トリ以外にも感染した哺乳動物から感染することもある

滋賀県の集団感染の例では、
事業所の玄関口に大量のハトのふんが堆積していて
コロナ対策で玄関扉を開放していたことが原因でした。




オウム病が原因で妊婦が流産や死亡する事例

オウム病は人から人に感染する?妊婦が流産や死亡する事例もある怖い感染症
高齢者や抵抗力の弱った人、妊婦、乳幼児が感染すると
症状が重くなることがあります。

オウム病の国内発症者は、統計のある1999年以降、累計388人
そのうち死者数は9人です。

2017年に初めて、オウム病による妊婦の死亡が確認されました。
流産の危険性もあるそうです。

オウム病に限ったことではありませんが、
妊婦さんは様々なリスクに晒されているので気を付けたいですね。



オウム病の感染を予防するには?

オウム病は人から人に感染する?妊婦が流産や死亡する事例もある怖い感染症

抵抗力の弱った人は、鳥との濃厚接触を避けること。
飼っている鳥が弱った時など、感染が心配される鳥がいる場合には獣医に相談しましょう。

特に妊娠中は、鳥の世話を家族にお願いすることが大切です。

  • インコと口移しをしない
  • 一緒の食器やコップを使わない
  • 寝室にケージを置かない
  • ケージを毎日掃除をする
  • 鳥を触ったあと手を洗う



まとめ オウム病を避けるために鳥のフンはこまめに掃除

ハトの住処になっている駅や古い団地(空き部屋)などは、
下がフンだらけになっていることがありますよね。

知らず知らずのうちに屋外の換気口の上に居座ってたりもします。
鳥は様々な病原菌の運び屋なので、フンの掃除や、
巣の除去(かわいそうだけど)など、見回るのが大切です。

飼っている鳥の様子がおかしい時にも早めに獣医に見せるようにしましょう。
また、鳥を悪者にして捨ててしまったりすることは絶対にダメ!
人間側が気を付けてあげたいですね。