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サザエさんは男尊女卑?ジェンダー教育に悪い、古臭い理由!




国民的アニメ「サザエさん」が最近、
男尊女卑ジェンダー教育に悪いと言われています。

たしかに設定が昭和の3世帯暮らしのお話ですから、
令和の価値観とは合わない部分も出てきています。

サザエさんのどんな内容が古臭いと思われているのか、
視聴者の意見なども参考にしながらまとめました。

サザエさんは男尊女卑?ジェンダー教育に悪い、古臭い理由

サザエさんを観ていて違和感をおぼえることはありませんか?
会社員が2人に専業主婦が2人、子どもが3人の7人家族。

価値観は昭和のまま、
男尊女卑の空気が漂っています。

どんなところが男尊女卑に感じるかをまとめました。

  • 男性は家事をやらない
  • 「かあさーん!」で用事を全て済ます
  • 帰宅したら「ただいま」と妻に鞄を渡す
  • 晩酌のつまみを用意させる
  • フネが波平にだけ敬語をつかう

古き良き昭和の一般家庭をモデルにしていますが、
専業主婦の妻は夫を支えるのが当たり前で、
「飯」「風呂」「酒」と一言で指示を出す男性もたくさんいましたね。

波平やマスオは、そこまで妻に対する当たりは強くありませんが、
家事はやってもらって当たり前、好きなタイミングで飲みに行ったりしています。

男尊女卑とは思わない人も、もちろんたくさんいます!

あくまでフィクションの世界ですからね。
「こういう時代もあったなぁ」くらいの感覚で観るのがいいでしょう。




サザエさんがジェンダー問題に配慮?

昭和時代を描くサザエさんも、
たまに現代に合わせたストーリーを放送することがあります。

なかでも話題になったのは、カツオがスカートを履く回です。
内容的にはカツオが恥ずかしがるだけの話で、
ジェンダー問題に切り込む!というほどではありませんでした。

しかし今まで「男は男らしく」「女は女らしく」
という価値観が当たり前だったサザエさんの世界に、
ほんの少しでもジェンダーを匂わせる描写が出てきたのは驚きですね。




サザエさんは古臭い!令和に合わない

男尊女卑にもつながってきますが、
サザエさんの世界観全てが古臭いのは否めません。

サザエさんという作品が発表されたのは1946年(昭和21年)
アニメが開始したのは1969年(昭和44年)です。

「古臭い」というか実際に「古い」ので、
こればかりは文句を言っても仕方ありません。


昭和ってこうだったんだな~」と
資料映像を見るような感じで楽しめればいいかなと思います。

それでも放送終了ということになれば、
かなり多くの人がショックを受けるんでしょうね。



まとめ:サザエさんは男尊女卑?

ジェンダーの問題、男尊女卑の風潮については、
一般の人も問題意識を持ち始めたのがここ数年のことです。

今まで何とも思わずに見ていたサザエさんにも
違和感を覚え始めるのも自然な流れ。

何も考えずに見れば平和なアニメですが、
疑問を持ちながら見ると一気に問題作に見えてきますよね。

視聴者の私たちは、あまり気にせずに
「こういう昭和の世界」として楽しむのがよさそうです。