アニメ鬼滅の刃の第2期「遊郭編」がいよいよ始まりますね!
音柱「宇随天元」と上弦の陸(じょうげんのろく)「堕姫・妓夫太郎(だき・ぎゅうたろう)」の戦いが中心に描かれる物語です。
堕姫(だき)が遊郭の中で「無惨様!」と名前を口に出していましたが、
なぜ呪いが発動しないのか?二人に恋愛関係にあるから?
その辺を調査しました
堕姫(だき・鬼滅の刃)が無惨の名前を口にしても殺されない理由
堕姫(だき)は上弦の陸で兄の妓夫太郎(ぎゅうたろう)と
二人で一つの鬼として遊郭に住み着いています。
女性コスプレイヤーにも人気のキャラですよね!
「鬼滅の刃」では、
鬼たちが「鬼舞辻無惨」の名を口にすることはありません。
口にした途端、鬼舞辻の呪いが発動して死に至るからです。
炭治郎が他の鬼たちに鬼舞辻について話を聞こうとしても、
怯えて何も話さないというのが物語の筋でもありました。
ところが、堕姫が鬼舞辻に名を呼びかけるシーンがあります。
しかも人間の世界である遊郭の中で。
誰が聞いているか分からない状況で無惨の名を呼んだ堕姫でしたが、
殺されることもなくそのまま無惨は去っていきます。
鬼舞辻の呪いは、どのような状況で発動するのでしょうか?
鬼舞辻の呪いの発動条件は?
これまでの鬼たちの言動や鬼舞辻無惨の行動を振り返ると
鬼舞辻の呪いはこのような条件下で発動するようです。
- 人間に鬼舞辻無惨の情報を教える行為をしたとき
- 呪いの発動は鬼舞辻無惨のさじ加減
炭治郎の初任務で戦った沼の鬼に鬼舞辻のことを聞いたとき
ブルブルと震えて「言えない・・・」と口を閉ざしていました。
また、浅草で戦った朱紗丸 (すさまる)も、
珠世の血気術「白日の魔香」により鬼舞辻の名を口にしてしまい…
「お許しください!!!」と泣き叫んだあと呪いが発動して殺されます。
(かなりグロいので、子供に見せるのをためらう親も多かったかも)
ということで、無惨の呪いは敵である人間(鬼狩り)に対し
自分の不利になる情報を漏らしたときに発動するものということですね。
<結論>
堕姫は人間に情報を与える目的で無惨の名を口にした訳ではないので、呪いは発動しなかった。
鬼舞辻の気分次第で発動する呪いに怯える鬼たち
炭治郎は早い段階で鬼舞辻無惨の名前を知っていましたが、
まだその名を知らない下級の隊士であれば「名前を明かす」だけでも不利益になります。
無惨は自分が生み出した鬼たちがどこで何をしているか
人間とどんな会話をしているかすべて監視しています。
少しでも鬼舞辻の情報を漏らした瞬間消されてしまいます。
また魘夢の初登場で話題になったパワハラ会議でも
気に入らない言動の下限の鬼はすべて殺されていましたね。
好き勝手に生きている鬼たちが唯一恐れるのが
鬼舞辻の気分次第で発動する呪いというわけです。
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鬼舞辻無惨と堕姫の関係は?恋愛感情があった?
この遊郭編の中で、鬼舞辻無惨が堕姫に対し
「お前は誰よりも美しい…特別な鬼だ」と
声をかけているシーンがありました。
鬼舞辻と堕姫の関係性はどのようなものだったのでしょうか。
コミックスの途中に掲載されている「大正コソコソ噂話」には、
鬼舞辻無惨の心理状態についてこのように記されています。
人間的感性の持ち合わせがなく、共感能力が極めて低い。
人間というよりも昆虫などに近いのかもしれない。
鬼となり千年以上生きてかなり落ち着いているが、人間であった頃から
鬼となって暫くの間は、他者の負の心理を読むことに長けていたのもあり、
酷たらしいほどの毒舌で、娶った妻が五人自殺している(平安時代頃)。
人間でいえば「サイコパス」ってやつですね。
共感能力がなく太陽を克服し完全体になることにしか興味がない無惨。
堕姫に対しても、『使えるコマ』としか考えていなかったでしょう。
人間のサイコパスと同様に、やたらと他者を惹きつける魅力があり
言葉によって人の行動も操っていた恐ろしい鬼。
鬼舞辻を慕っている堕姫の想いも、ただ利用されていただけなんですね。
まとめ:堕姫が鬼舞辻無惨の名を呼んだ意図にポイントがあった
「鬼舞辻の呪い」とは、鬼舞辻無惨の名を発することだと勘違いしがちですが、
名前を発音することではなく、鬼舞辻の情報が人間に伝わることを防ぐためのものでした。
堕姫も遊郭の中で「無惨様!」と呼び掛けていますが、
人間が周りにいない前提(深夜)で無惨に対し投げかけられた言葉だったので、問題はありませんでした。
この後の展開でも、上弦の鬼が集められてあれこれ話し合うシーンなどがありますが
その時に「無惨様」と呼び掛けても殺されることはありません。
名前を呼んでも呼ばなくても、鬼舞辻の機嫌を損ねれば即処刑…
鬼の世界もなかなか大変ですよね。